生命の担い手 2
タンパク質は、生命にとって必要不可欠な構成物質の1つです。
タンパク質が細胞中で活動しなければ、情報を満載した核内のDNAは何の役にも立ちません。
利用者のいないほこりをかぶった資料図書館というべきものになってしまうのです。
・・・といっても、タンパク質もやはりDNAに依存しているのです。
というのは、これから見ていくように、それぞれのタンパク質がつくり出される仕組みを厳重に支配しているのが、DNAだからです。
つまり、生命という分子機械の精髄を構成する不可分な2つの要素、それがタンパク質とDNAなのです。
タンパク質の姿タンパク質とDNAは、どちらも小さな単位物質が鎖状に結合した大きな分rという点で似ています。
タンパク質の鎖を構成する1つひとつの輪はアミノ酸であり、それが「ペプチド結合」という特殊な化学結合によって連結されています。
ですから、きわめて小さなタンパク質といえるアミノ酸の短い鎖をしばしは「べプチド」と呼び、タンパク質の本体といえるアミノ酸の長い鎖を「ポリペプチド」と呼ぶこともあります。
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